明日の体育の時間は「簡単」に「速く」走ろう!!〜下半身編〜
今回は「簡単」に「速く」走ろう〜下半身編〜
上半身編でも言った通り、この走り方はあくまで応急処置。明日とりあえず速く走るための方法です。なので陸上競技の選手やストップ&ゴーを頻用する競技の選手はあくまで参考程度にしてください。
それではまずこの映像をご覧ください!
リオ五輪男子100m決勝の映像です。
「接地の瞬間のかかとの位置」に注目です。
どうですか?接地の瞬間。
かかとが膝より前に、あるいは膝の真下にあるのがわかるでしょうか?
これが今回の重要なポイントです。
では!「簡単」に「速く」走る方法を説明していきましょう!
簡潔に言うと「大股走」です。
いつもより大股で走ることで、接地の位置、地面を蹴る感覚を、「無理矢理」治します。
今回も、上半身編と同様いくつかのステップにわけてやっていきましょう。
①膝を前に!
走るときは脚が交互に前に出ます。脚が前に出るとき、膝を少し前方に押し出すようなイメージを持ってください。これにより腰が回り、歩幅(ストライド)が自然と伸びていきます。
②かかとを前に!
接地の瞬間かかとは膝の真下、あるいは前になくてはなりません。そのために走りの中で荒療治的にその状態を作り出します。膝を前に出すのと同時、または少し遅らせてかかとを前に出し、接地の瞬間クッと引きながら地面を捉えましょう。
③つま先をあげて!
走りの中で、つま先が伸びている(バレリーナの様な)状態ができないようにしましょう。体の前でつま先が伸びると接地が上手くできず、体の後ろでつま先が伸びると脚が流れます。つま先は常にあげて、接地の瞬間だけ地面を叩くように捉えてください。
この3つでとりあえず明日は速く走れると思います。
「難しくてよくわからない」と言う方は、とにかく「いつもより大股」というポイントを大事にしてください。
ただしこれはあくまで「とりあえず」なので、そこまで長い距離は走れません。持って100m程かと…
ですのでもう少し長い距離を走る際のポイントは【「簡単」に「速く」走ろう〜応用編〜】で紹介していきます!
以上
「簡単」に「速く」走ろう〜下半身編〜でした!
「簡単」に「速く」走ろう〜上半身編〜をお読みでない方はこちらから
http://livall-chack-mukai.hatenablog.com/entry/hayakuhashirujouhanshin
明日の体育の時間は「簡単」に「速く」走ろう!!〜上半身編〜
今回は「簡単」に「速く」走る方法を紹介します。
しかしこの方法はあくまで応急処置。
「陸上競技の経験は無いけど速く走りたい!」
「リレーの選手になりたい!」
「体力測定で良い結果を!」
そんな走ることが専門外な人のための、実に徒競走向きな走力アップの方法です。
陸上競技者や、ストップ&ゴーが必要な競技を主にする方はあくまで参考程度にしておいた方が…?
それでは「速く走る方法」をご紹介します。
簡単に速く走るために手っ取り早く「走り」をいじっていきましょう!
まず速く走るためには身体全体を上手に使い、連動させなければいけません。
そのために今回はステップ①として「上半身の使い方」をざっくり説明します。
「上半身の使い方」とは結論から言うと
「姿勢を良くしよう」ということです。
姿勢をよくすることで「余計な力み」を取り省き、脚力や腕の振りから生まれるパワーを効率よく走りに繋げることができるのです。
走っているときの姿勢というのは自分ではなかなか確認できません。しかし「良い姿勢」の作り方さえ知ってしまえば、確認する必要など無いのです。
走る際の「良い姿勢」とは、背筋は伸びているが全身のちからは抜けている状態のことです。コツさえつかめば簡単にその姿勢を作ることができます。
それでは「良い姿勢」を作っていきましょう。
できれば全身の写る鏡の前で行ってくださいね。
①まっすぐ立ってみる
このとき肩の力を抜き、脚はグー1つ分くらいの幅を取ります。
②背伸びをする
先ほどの①の姿勢のまま腕を頭の上に伸ばして、かかとを浮かせ、なるべく上まで背伸びをします。そのとき腕は耳の後ろを通すようにしましょう。自分自身が長い棒になっているはずです。
③かかとを落とし、腕を戻す
イメージは「ストン」このとき背筋まで脱力せず、リラックスしすぎないようにしてください。
どうでしょうか?
あなたの立ち姿はいつもより堂々としていませんか?そうなっている方は大成功です。
「そうならないんだけど…」
わかるわかる。イメージしずらいもんね。
そんな人は、胸を膨らますように息を吸ってその姿勢を崩さないまま「ふっ」と軽く息を吐いてください。
胸がはれて、あごがひけていればそれで十分です。(オードリー春日の漫才の時の姿勢っぽく)
この姿勢は意外と腹筋と背筋を使います。が、しかし普通の人なら明日のかけっこ一本くらいは耐えられるので大丈夫です!
全力疾走しているときでもこの姿勢は崩さないでください!
これが崩れると腰が落ちて脚を回すのに余分な力を使うことになります!
そして「腕振り」です。
腕振りはあまり意識して治すようなものではありません。
なぜなら腕は各々が今まで生きてきた経験から、一番自分にあったバランスの取り方を自然としているからです。
しかし少々意識するとすれば「腕は後ろに強く引く」ことです。
腕を後ろに引くことの反作用によって脚が前に出るためです。しかしこれを意識しすぎると、とても不安定な走りになってしまうので、軽く肘を曲げてグッグッと引く程度にしましょう。
以上が「簡単」に「速く」走る方法〜上半身編〜です。
大事なことはただ1つ!
「良い姿勢」
です!
「良い姿勢」とは背筋が伸びてあごが引けている。ということです!
上半身はこれさえすれば、とりあえず明日はタイムが上がります!頑張りましょうね!?
「簡単」に「速く」走る方法〜下半身編〜
http://livall-chack-mukai.hatenablog.com/entry/hayakuhashirukahanshin
も是非お読みください!!
スポーツとは?
そもそも「スポーツ」とは何なのか?
汗臭くて、熱血で、上下関係が厳しくて、指導者には暴力をふるわれ、ボロボロになるまで体を追い込み、それでも結果出なければ全てが水の泡…
そうです。それが「スポーツ」です。
いやいやいや!違いますよ!!
日本人の「スポーツ」というものには、どうしてもひと昔前の部活動のイメージがついてしまっています。仕方ないことです。
「スポーツ」ってそうゆうもんだぜ?という時代があったわけですから。
でも今は違いますよ?暴力教師も激減してるはず?ですよね。
本来「スポーツ」というものは何なのか。今回はそれを考えてみましょう!
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「スポーツ」という言葉はラテン語の「deportare」という言葉が語源となっていると言われています。カタカナで表すと「デポルターレ」です。
では「deportare」とはどんな意味を持つのでしょうか。これは「遠く」と「運ぶ」が合わさっている単語です。(これの何がスポーツにつながるのか…)
それが時代を超えフランス語で「desporter(ものを運ぶことをやめる)」となり、イギリスやら何やらでマイナーチェンジを繰り返し、最終的には頭のdesが省かれて「sport」となりました。
うん。
まあまあ名残はあるよね。
昔の言葉ってよく分かんないけど、とりあえず「日々の労働から離れて、気晴らしをする」というのが由来になっています。(重要なのはここです!)
16世紀には山登りから食事、女の子をナンパしちゃう、なんてこともスポーツと言われていました。
「労働から離れてることは何でもスポーツだー!」
そんな大雑把な先代。嫌いじゃないぜ。
現在では「スポーツ」というのは「遊戯性とか競技性のあるヤツ」という意味になっています。
おいっ!!
今だってめちゃめちゃ広い意味だな!?
そうなんです。スポーツというのは本来、余暇活動であり遊び。そこにルールや競争という要素が加わっただけで昔とあんまり変わっていないんですね。
野球やサッカーはもちろんスポーツ。
じゃあチェスは?トランプは?
そうです。これもスポーツなんです。カードゲーム、ビデオゲームなど、これらもスポーツには含まれています。
「横断歩道の白いとこだけ歩いちゃお」
はい、スポーツ。
「今日俺ん家でスマブラやろうぜ!?」
はい、スポーツ。
「これ見ないで5秒ぴったしで止めr」
はい、スポーツ。
言うまでもないですね。
このように「スポーツ」というのは人生の中に必ず存在する「心の遊び」のようなものだったですね。
「競技スポーツ」や「生涯スポーツ」などの言葉もあります。これはまた違う機会に紹介しましょう。
合わせて「体育とは?」もお読みくださいね!!
http://livall-chack-mukai.hatenablog.com/entry/taiikutowa
体育とは?
そもそも「体育」とは何なのか?
国語や算数みたいにちょくちょくテストがあるわけでもないし、休み時間ほどはリラックスできない。今思えばちょっと謎なあの時間は何だったのか。そんな素朴な疑問誰しもが抱いたこと、ありますよね?今、一瞬でも「無ぇよ」と思った方もこれから思ってください!
小学校や中学校のときに、クラスの友達とサッカーのチーム決めで険悪な雰囲気になったり。
自分のアソコのことや、異性の身体ことを先生に教えられて少しエッチな気分になったり。
そんな体育の授業はすごく好きだった人もいれば、苦痛だった人も少なくないはず。
では、果たしてあの体育の授業は何のためにあったのでしょうか。
それは平成20年改訂の「小学校学習指導要領体育編」に小難しく記してあります。
「心と体を一体としてとらえ、適切な運動の経験と健康・安全についての理解を通して、生涯にわたって運動に親しむ資質や能力の基礎を育てるとともに健康の保持増進と体力の向上を図り、楽しく明るい生活を営む態度を育てる。」
ね?めちゃめちゃ小難しいですよね?
ざっくり言うと
「健康に。楽しく。明るく。そうやって一生を過ごしてほしいぜ!!」
というようなことです。
そんなことわざわざ教えられなくても…
と、思うかもしれませんが?そんなことでもわざわざ教えてくれるのが学校ってもんです。
これは小学校の学習指導要領ですが、中学でも高校でも似たようなことが、さらに小難しくグレードアップして書かれています(中高は保健体育)
というこは??広義にとらえれば、小学校や中学校なんかとっくに卒業していても「体育」は存在するのではなかろうか?
そうなんです!!
文部科学省が強制してないだけで、あるんですよ!
「体育」が!!
「健康に。楽しく。明るく。」
そう生きていくために何かを学んだり、考えることは「体育」なのです!(の、ようなものです)
もっと人生の中に「体育」をぶち込んでいけば、白黒の毎日が虹色に変わる!!かも?
合わせて「スポーツとは?」もお読みくださいね!!