明日の体育の時間は「簡単」に「速く」走ろう!!〜上半身編〜
今回は「簡単」に「速く」走る方法を紹介します。
しかしこの方法はあくまで応急処置。
「陸上競技の経験は無いけど速く走りたい!」
「リレーの選手になりたい!」
「体力測定で良い結果を!」
そんな走ることが専門外な人のための、実に徒競走向きな走力アップの方法です。
陸上競技者や、ストップ&ゴーが必要な競技を主にする方はあくまで参考程度にしておいた方が…?
それでは「速く走る方法」をご紹介します。
簡単に速く走るために手っ取り早く「走り」をいじっていきましょう!
まず速く走るためには身体全体を上手に使い、連動させなければいけません。
そのために今回はステップ①として「上半身の使い方」をざっくり説明します。
「上半身の使い方」とは結論から言うと
「姿勢を良くしよう」ということです。
姿勢をよくすることで「余計な力み」を取り省き、脚力や腕の振りから生まれるパワーを効率よく走りに繋げることができるのです。
走っているときの姿勢というのは自分ではなかなか確認できません。しかし「良い姿勢」の作り方さえ知ってしまえば、確認する必要など無いのです。
走る際の「良い姿勢」とは、背筋は伸びているが全身のちからは抜けている状態のことです。コツさえつかめば簡単にその姿勢を作ることができます。
それでは「良い姿勢」を作っていきましょう。
できれば全身の写る鏡の前で行ってくださいね。
①まっすぐ立ってみる
このとき肩の力を抜き、脚はグー1つ分くらいの幅を取ります。
②背伸びをする
先ほどの①の姿勢のまま腕を頭の上に伸ばして、かかとを浮かせ、なるべく上まで背伸びをします。そのとき腕は耳の後ろを通すようにしましょう。自分自身が長い棒になっているはずです。
③かかとを落とし、腕を戻す
イメージは「ストン」このとき背筋まで脱力せず、リラックスしすぎないようにしてください。
どうでしょうか?
あなたの立ち姿はいつもより堂々としていませんか?そうなっている方は大成功です。
「そうならないんだけど…」
わかるわかる。イメージしずらいもんね。
そんな人は、胸を膨らますように息を吸ってその姿勢を崩さないまま「ふっ」と軽く息を吐いてください。
胸がはれて、あごがひけていればそれで十分です。(オードリー春日の漫才の時の姿勢っぽく)
この姿勢は意外と腹筋と背筋を使います。が、しかし普通の人なら明日のかけっこ一本くらいは耐えられるので大丈夫です!
全力疾走しているときでもこの姿勢は崩さないでください!
これが崩れると腰が落ちて脚を回すのに余分な力を使うことになります!
そして「腕振り」です。
腕振りはあまり意識して治すようなものではありません。
なぜなら腕は各々が今まで生きてきた経験から、一番自分にあったバランスの取り方を自然としているからです。
しかし少々意識するとすれば「腕は後ろに強く引く」ことです。
腕を後ろに引くことの反作用によって脚が前に出るためです。しかしこれを意識しすぎると、とても不安定な走りになってしまうので、軽く肘を曲げてグッグッと引く程度にしましょう。
以上が「簡単」に「速く」走る方法〜上半身編〜です。
大事なことはただ1つ!
「良い姿勢」
です!
「良い姿勢」とは背筋が伸びてあごが引けている。ということです!
上半身はこれさえすれば、とりあえず明日はタイムが上がります!頑張りましょうね!?
「簡単」に「速く」走る方法〜下半身編〜
http://livall-chack-mukai.hatenablog.com/entry/hayakuhashirukahanshin
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